包括的教育プログラム
IN-Childプロジェクト
発達の遅れや知的な遅れが見られる子だけでなく、情緒面や身体面にニーズのある子、家庭に悩みをかかえる子。この子たちには担任の先生だけではなく、専門家を含めたチームでの包括的教育が必要です。これまで「気になる子」「気がかりな子」と呼ばれていたこの子どもたちを「IN-Child(イン・チャイルド)」と名付けました。
このプロジェクトでは、IN-Childの教育のためにプロジェクトチームと先生方がチームを組んでIN-Child一人ひとりの教育プランを作ることを目的としています。
子どもを大人の目線で見るのではなく、また、大人の作った枠ではなく、子どもの枠で子どもを育てる
人は変化するということを前提に、個人の「今」の「教育的ニーズ」を把握し、継続的支援を行う
人を取り巻く環境を整備するために、教育や医療、福祉等の連携システムを構築する
誰でもIN-Childプロジェクトに参加できるようにし、差別と偏見をなくすように努力する
国際的な観点を取り入れながら、国際的に通用する研究をする
包括的教育プログラム
プロジェクトの内容
① IN-Child Record*の記入
担当する子どもの様子を観察し、IN-Child Record*を用いて評価します。
*個人が特定できる情報は取得しません。また、個人が特定され得る情報がある場合、そのIN-Child Recordは破棄します。
*IN-Child Recordとは、IN-Childの特徴や生活面、学習面のニーズを明らかにする尺度です。
② IN-Child Recordの分析
③ IN-Child個別の教育プランの作成
IN-Child Recordの結果を分析し、IN-Child個別の教育プラン*が作成されます。教育プランの作成のために、国内外の多様な教育実践を収集・分析することで、教育効果の認められた実践を提案します。
IN-Childプロジェクト
目指す方向性
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